【追記】レベル3 国際基準化 初合意
令和2年6月25日 国土交通省は、「自動車基準調和世界フォーラム(以下、WP29)」おいて、初めて「自動運行装置国際基準成立」を公表.日本は、すでにこの基準で施行されています.
WP29:「自動車安全・環境基準の国際調和と認証の相互承認」を多国間で審議する場.
基準化の概略
- 乗用車の自動運行装置:高速道路等における60km/h以下の渋滞時等において作動する車線維持機能に限定した自動運転システム.
- サイバーセキュリティ及びソフトウェアアップデート.
詳細は、添付リーフレットをご覧ください.
【本編】ステッカーのデザイン決定
自動運転車の実用化状況は、いよいよ本格実用化へとアクセルを踏込みます.
国土交通省の取組は、2018年9月「ガイドライン策定」に始まり、2020年4月「改正道路運送車両法・ 保安基準(省令)」の施行となりました.
改正の概要項目を下記に示します.注目は、自動運転車は、動く電子機器であるため、実働Logをしっかりと記録保管します.人と車のコミニュケーションは、「運転者が警報に従って運転操作を行うことができる状態にあるかどうかを、運転者のまばたき、閉眼、顔・体の動き等により判断すること」と記載.以外とアナログ的判断と感じます.デジタル映像認識が、進化して信用度が増した結果です.
最後に、車外ステッカーデザインも発表され、街中でこの自動運転ステッカーを貼った車に出会のも、間近です.詳細は、国土交通省HPにて.
公布:令和2年3月31日
施行:令和2年4月1日
道路運送車両の保安基準等の一部を改正する省令
- 保安基準の一部改正
- 道路運送車両法施行規則の一部改正
- 装置型式指定規則の一部改正
- 道路運送車両法関係手数料規則の一部改正
- その他の関係省令の一部改正
告示
- 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部を改正する告示
- サイバーセキュリティ業務管理システムの適合証明に関する規程の制定
- サイバーセキュリティ業務管理システムの適合証明実施要領の制定
自動運転車であることを示すステッカー
2020/4/1掲載