【 改正特殊車両通行制度 40ft国際海上コンテナ】

【 追記3 】40ft背高 特殊車両通行許可不要

令和4年4月より 国土交通省は「国際海上コンテナ車特殊車両通行許可不要区間[以下、40ft背高車]」を拡大.国際海上コンテナを運搬するセミトレーラ連結車が特別の許可なく通行する区間が広がります.

本件は、道路管理者が支障がないと指定した区間に限定して、道路を通行する車両の制限値を引き上げ.一定の要件を満た「40ft背高車」は特殊車両通行許可不要.国土交通省HPで各地域区間地図を参照できます.

詳細は、国土交通省物流ネットワークHPにて.

特車40ft超 通行許可不要区間拡大
国土交通省HPより

【 追記2 】特殊車両通行確認システムの操作マニュアル

令和3年7月13日 国土交通省は、道路法に創設された「限度超過車両の新たな通行制度」についてその詳細を公表.特殊車両通行許可のDX化が計画通り令和4年4月1日から運用を開始.

令和4年3月3日 特車登録センター[以下、HIDO]は「特殊車両通行確認システムの操作マニュアル」を公開.「操作マニュアル 全体版」と「操作マニュアル 経路検索詳細版」を掲載.詳細は、HIDO-HPからご覧ください.
外部リンク|HIDO-HP


【 追記1】限度超過車両の新制度運用

令和4年1月28日 国土交通省は「特殊車両通行確認システムの試行内容」を公表.令和4年2月7日よりプレテストを開始.令和4年4月1日施行の新システムは.あらかじめ国の登録を受けた車両は通行可能経路をオンラインで即時に確認し通行できる制度.

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改正後、寸法・重量等に係る一定の限度を超える車両[以下、限度超過車両]を通行させようとする者が、あらかじめ国の登録を受けた車両について通行が可能な経路をオンラインで即時に確認し通行できる制度が新たに創設.
施行|令和4年4月1日に施行

申請手続期間|約30日→約10日に短縮[2021年度末目標]

国土交通省より「道路法等の一部を改正する法律」資料


【 本編 】特殊車両通行許可 DXで即時処理 令和4年

令和3年2月9日 国土交通省は「インフラ分野のデジタル・トランスフォーメーション施策」を公表.行政手続きのデジタル化・スマート化による社会経済活動の生産性の飛躍的向上による暮らしの サービス向上を目指して、昨年より検討会を実施.今回その取りまとめを報告.

その中で、「デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)」活用で変わる「特殊車両通行許可」の一部を紹介.下記に報告書資料の一部を紹介.

現在、特殊車両通行許可はWEBで許可申請は可能だが、許可が降りるには約1ヶ月程度必要なのが現状.これをDXの構築により、「即時処理」を実現化とするロードマップを公表.特殊車両の新たな通行制度の即時処理を令和4年から実用化.道路占用許可や特定車両停留施設の停留許可手続きについても、デジタル化・スマート化を推進する未来がそこまで来ています.

国交省は、インフラ分野のDX施策により、社会資本や公共サービスを変革すると共に、業務そのものや、組織、プロセス、建設業や国土交通省の文化・風土や働き方の変革を進めています.報告書には、この他55頁に渡ってDXの活用計画を公表しています.

DX認定企業 ロゴマーク

令和3年4月 経済産業省は、DX認定企業の取組内容と、認定企業が使えるロゴマークを公開.DX推進の準備が整っている企業を国が認定する「DX認定制度」において、認定事業者から取組を公開.また、認定された事業者等が周知広報に活用できるロゴマークも公表.

興味のある方は、認定事業者がどのようにDX推進の準備を整えたかについて、事例を経済産業省「DX推進ポータル」にて公開しております、ご活用ください.
外部リンク|DX推進ポータル

DX特殊車両通行許可国交省
国土交通省「インフラ分野のデジタル・トランスフォーメーション施策」報告より