【 マスクJIS適合表示の偽装対策 】

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令和4年9月7日|一般社団法人日本衛生材料工業連合会[以下、JHPIA]は、JHPIA-HPにて「JIS適合番号から商品名・会社名の検索」を提供.JIS適合審査を受けていない偽装マスク判定が容易になります.JIS適合品であること、仕入れ・購入時に確認ください.

【 追記1】JIS適合表示違反事例 公表

令和4年4月JHPIAは、「マスクのJIS適合表示に関する違反事例」実例をJHIPA-HPで公開.販売店取扱店へ注意喚起をしています.関係事業者は、是非実例を確認して、取扱に注意ください.

外部リンク|JHPIA-HP

【 本編 】JIS適合審査を受けずに表示 不実証広告規制

令和3年11月3日から、一般社団法人日本衛生材料工業連合会[以下、JHPIA]は、JIS適合審査を受けずに、このJIS適合表示フォーマットを無断で使用し、JIST9001に適合していると表示されている事例確認を公表.JHPIAは、製造販売元への警告とユーザーに購入時の注意換気を行なっている.誤認表示のマスク商品に注意ください.

JIS適合表示は、安全安心な商品提供を目的に運用されています.本事案は、景品表示法の「不実証広告規制」の優良誤認表示に抵触が疑われる内容です.販売店は、パッケージに正しい「JIS適合番号」が記載されているのか確認して入手してください.詳細は、JHPIAにて.

不当景品類及び不当表示防止法

通称名|景品表示法、景表法
昭和22年法律第54条特例措置として制定していたが、平成21年度の消費者庁の創設に伴い消費者法体系に属するものとしてその目的が改正、公正取引委員会から消費者庁に移管.詳しくは、消費者庁HPにて.
外部リンク|消費者庁HP

< 不実証広告規制 >
事業者は効果性能に関する表示を行うにあたっては当該表示を裏付ける合理的な根拠を示す資料をあらかじめ有するべき.

< 優良誤認表示 >
景品表示法では、商品やサービスの品質、規格などの内容について、実際のものや事実に相違して競争事業者のものより著しく優良であると一般消費者に誤認される表示を優良誤認表示として禁止.規格として国・公的機関・民間団体などの定めた一定の要件を満たすことで認証などを経て表示できる等級など.

不当表示には大きく3種類

  • 優良誤認表示
  • 有利誤認表示
  • その他誤認されるおそれのある表示

JIST9001,9002制定については

「マスク規格 JIST9001・JIST9002 制定」について、当HPブログにて紹介.詳細は内部リンク|マスクJIS規格

景表法ガイドブック表紙
消費者庁HPより「景表法ガイドブック」表紙