【 リチウム電池廃棄の発熱発火に注意 】

分別回収の適切処分を呼びかけ

令和3年4月7日 環境省は「一般廃棄物処理におけるリチウム蓄電池等対策について」を通知.リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池を使用した製品[以下、Li電池]の適切な廃棄処理を啓発.環境省では、事故等を防止するため令和2年度から「リチウムイオン電池等処理困難物適正処理対策検討業務」を実施.

Li電池が原因による火災は、収集・運搬時や処分時にパッカ ー車や破砕処理施設等で衝撃が加わった際に発火することで火災に繋がっている.これは、本来分別回収されるべきLi電池が、他のゴミと混在して、破砕等を行う処理でLi電池に衝撃が加わり事故となってしまう.

<適切な分別回収>
不要になったLi電池や電池使用製品は分別して適切に排出してください.
・家庭から出る場合は、住まいの市町村のごみ捨てルールに従う.
・事業所や工場から出る場合は、分別して、処理が可能な産業廃棄物処理業者に委託.

リチウムイオン電池の分別回収リーフレット
環境省HP より

加熱式電子たばこ用具の回収取組

Li電池を含有する「加熱式たばこの廃喫煙用具」について、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137 号) 第9条の9に規定する広域認定制度の新たな対象品目として追加.メーカ等を主体とした、加熱式たばこの廃喫煙用具の回収及びリサイクルの取組を促進.

一般社団法人日本たばこ協会は、使用済み加熱式たばこ機器等は、各自治体のルールに則ってユーザご自身で廃棄をお願いしているが、業界の自主的回収も行なっている.メーカや地域により異なります.メーカHPで確認ください.